kawakeikun’s diary

偉人のことわざ、格言を学習していきます。

台風の予報円、精度向上

◆ピンポイント防災期待
今季から20~40%縮小

台風の進路を予測する「予報円」のサイズが今シ-ズンから20~40%小さくなる。
気象衛星ひまわり8号の最新鋭機器による観測やプログラムの改良で精度が向上した。

気象庁は「危険な地域が絞られピンポイントで防災が可能になる」と期待している。

予報円は台風の中心が70%の確率で到達すると予想される範囲。24時間刻みで最大5日先までを示している。

昨年から運用を始めたひまわり8号は最新鋭の赤外線カメラなどを使って太平洋上の雨雲や風の動きを観測している。

8号のデ-タを分析するス-パ-コンプュ-タ-の予報プログラムも改良が進み、予報円(48時間)と実際の進路の年間平均誤差は2010年の206㌔から15年は119㌔に改善した。


今年は、ペルー沖の海面水温が高くなるエルニーニョ現象終息の影響で台風がまだ発生していない。新しい予報円の適用は1号からとなる。